分離不安

ぶんりふあん

分離不安とは、愛着のある人がそばを離れるときに強い不安や恐怖を感じる状態です。保育園の通い始めなど、新しい環境で起こりやすい傾向にあります。一時的な分離不安は、本人の成長や新しい環境に馴染むことにより、自然に消失していく場合がほとんどです。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

乳幼児期における分離不安は自然な感情であり、登園時に泣いてぐずってしまう子どもも少なくありません。保育士は、子どもと保護者の気持ちに寄り添い、子どもを安心して預けてもらえるよう配慮ある対応が必要です。

登園時に泣いていた子どもも、保護者が見えなくなると楽しく遊び始めるケースが多くあります。保育士は、子どもが泣いていてもしっかりと預かり、保護者には時間をかけずに別れてもらうよう伝えましょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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