発達段階

はったつだんかい

発達段階とは、多くの子どもに共通する身体的・精神的・感情的な成長の段階です。子どもの成長には一人ひとりに個人差がありますが、大まかな流れは共通しています。発達段階に応じた保育の展開は、子どもの健やかな成長のサポートにつながります。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保育士として日々の保育を行う際には、必ず年間指導計画や月案、週案などの指導計画を作成します。適切な保育を実施するためには、子どもの年齢に応じた発達段階の目安を理解しておくことが重要です。たとえば、厚生労働省は「乳児保育」「1歳以上3歳未満児の保育」「3歳以上児の保育」など、発達段階ごとの保育に関する指針を公表しています。

このような年齢ごとの発達段階を理解することは、日々接する子ども達への理解にもつながります。発達段階を保育のヒントとしながら、子ども達の現状に即した保育を心掛けることが大切です。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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