配置基準

はいちきじゅん

配置基準とは、保育士1人につき何人の子どもを保育できるか、子どもの年齢ごとに定められた保育士の人数のことです。配置基準は、厚生労働省「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第(三十三条)」に定められており、基準を満たさないと認可保育園を運営できません。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

配置基準は自治体によって異なりますが、国によりベースが決められています。0歳児から4歳児以上まで4つの区分に分けられており、低年齢児ほど生活の多くの面で手助けが必要なため、保育士1人でみられる子どもの数が少なくなります。認可保育園では、年齢ごとの基準と合わせて、常時2人以上の保育士の配置が必要です。

なお、配置基準は、認可外保育施設・幼保連携型認定こども園・事業内保育事業など、施設の形態によっても異なります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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