ベビーホテル

べびーほてる

ベビーホテルとは、子どもの宿泊や夜間の保育、一時預かりなど子どもを一定期間保護者に代わって預かる施設のことです。

施設ごとに多様なサービスを提供しており、深夜勤務の方や両親・友人など子どもの預け先のない方にとってありがたい存在となっています。

ベビーホテルは必ずしも宿泊を行う施設とは限らず、厚生労働省ではベビーホテルを下記のいずれかの条件を常時運営している施設であると定義しています。

ベビーホテルとは、①夜8時以降の保育、②宿泊を伴う保育、③一時預かりの子どもが利用児童の半数以上、のいずれかを常時運営している施設をいいます。

厚生労働省「令和元年度 認可外保育施設の現況取りまとめ

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保護者の都合に合わせて夜間も含めたサービス提供を行うため、一般的な保育施設にはない「沐浴・入浴」「夜の寝かしつけ」といった業務を行います。ベビーホテルで働く保育士は勤務時間が変則的であることなども踏まえて、基本給が多い傾向にあります。

厚生労働省の発表したデータではベビーホテル入所児童の約30%を4歳以上児が占めており、0歳・1歳といった乳児より、幼児の方が多いです。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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