病棟保育士・医療保育士

びょうとうほいくし・いりょうほいくし

病棟保育士とは、病院で子どもを支援する保育士のことです。病棟保育士は、医療保育士とも呼ばれます。病院に入院している0歳〜18歳までの子どもを対象に、食事の補助や遊びの支援、着替えの手伝いなどのケアをします。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保育士の資格を持っていれば、病棟保育士として働くことが可能です。
ただし、一般的な保育士の仕事とは異なり、病棟保育士は保護者や医師・看護師と連携して子どもの状態を正しく理解し、適切な支援をすることが求められます。そのため病棟保育士は、子ども一人ひとりに向き合い、それぞれに合った保育がしたい人に向いていると言えます。

病棟保育士は病院などの医療機関に所属します。規模や理念によりますが、一般的な保育施設と比べて医療機関は給与面や福利厚生面で充実しているところが多く、病棟保育士にとっては働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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