感染症

かんせんしょう

感染症とは、病気を引き起こす細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入して増殖することによって、発熱・咳・下痢・発疹・皮疹等の症状が出る病気のことです。病原体に感染して発病するか無症状で終わるかは、病原体の感染力や身体の抵抗力によって異なります。 感染経路には、母子感染・接触感染・飛沫感染・空気感染・経口感染があり、病原体によって感染経路が異なることが特徴です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保育園は免疫力が未熟な幼い子どもが集団で過ごすことから、感染症が広がりやすい環境です。子どもは手洗い・うがいの徹底やおもちゃを口に入れないなどの感染予防策が取りづらいことも、感染を拡大する要因の1つです。そのため、保育園で感染予防をする場合は、子どもの発達に合わせた対策をする必要があります。

子どもがかかりやすい感染症には、それぞれ感染しやすい時期があります。また、感染症ごとにその経路が異なるため、それぞれの経路に合わせた対策をとりましょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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