危機管理

ききかんり

危機管理とは、リスクマネジメントとも呼ばれ、保育園において子どもに起こりうる危険性をあらゆる方法で除去し、万が一の事態が起こらないように管理することです。何より命の危険や深刻なケガから子どもを守り、安心安全に園生活を送れる環境を整備し維持すること、また万が一の事態が起こったときの対処法を考えることが大切です。危機管理の観点からは、もし事故が起こってしまっても園全体で問題点を共有し、再発防止に努める必要があります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

危機管理をしていてもリスクをゼロにすることは難しいでしょう。大切なことは、リスクを最小限に抑えることです。日々の保育の中で起こるヒヤリハット事項をないがしろにせず、重大な事故につながる可能性がある事項として捉えることが必要です。万が一、事故が起きてしまった場合は、すぐに組織全体で対策をとり、再発防止に努めましょう。日頃からの安全に対する環境や組織づくりが、子どもだけではなく園や保育士自身を守ることにもなります。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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