子食

こしょく

こ食は9種類に分類されますが、そのうちの1つである「子食」は、大人がいない環境で子どもだけで食事をすることです。大人がいない状態で食事をすることで、食事のマナーや社会性が身につきにくいという問題があります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保護者は仕事で帰りが遅く、子どもは塾や習い事で忙しいなどとして、効率的に空腹を満たすことが優先されるようになった結果、子どもだけで食事をする「子食」が発生します。しかし、子どもだけで食事をすると、好き嫌いによって栄養バランスが偏るほか、食べ方や箸の使い方といったマナーを学ぶ機会が減り、将来食事をはじめとしたさまざまな場で困ることが考えられます。

また、幼児期はやけどや喉に食べ物がつかえるなどの危険もあり、安全面での問題もあります。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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