首すわり

くびすわり

首すわりとは、赤ちゃんが自分で首を動かせる状態です。生まれたばかりの赤ちゃんは首を自分で支えられないため、抱っこをするときは保育者が手で赤ちゃんの首を支える必要があります。一般的には、生後4か月頃までに赤ちゃんは首すわりを迎えます。抱き上げたときに首が後ろに倒れない、うつ伏せになったときに自分で首を上げられるなどの様子から、首すわりの状況を判断できます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

基本的に、保育園には0歳から入園できます。そのため、保育士は首がすわる前の赤ちゃんを保育することがあります。首がすわらない時期の赤ちゃんは、体温調節機能が発達していない、寝て過ごすことが多いなど、保育における注意ポイントの多いことが特徴です。

また、生後12か月頃まではうつ伏せでの睡眠中に乳幼児突然死症候群の危険があります。首がすわらない時期の保育には細心の注意が必要です。首がすわるまでの赤ちゃんの特徴をよく確認した上で、保育に臨みましょう。

用語監修者

黒木春郎
パウルーム院長

1984年 千葉大学医学部卒業 千葉大学医学部文部教官などを経て
2005年 外房こどもクリニック開設 院長(千葉県いすみ市)
2008年 医療法人嗣業の会 理事長
2023年4月より こどもとおとなのクリニック パウルーム 院長

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