水いぼ

みずいぼ

水いぼとは、伝染性軟属腫ウイルスによって感染する皮膚疾患です。皮膚に柔らかく丸いいぼができますが、多くの場合痛みやかゆみを伴わないのが特徴です。基本的には、数か月〜1年ほどでほとんどが自然治癒します。いぼに接触することで他の部位に広がったり、他人に感染する可能性があるため注意しましょう。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

水いぼの感染力はそれほど高くなく、多くの保育所では登園を可能としています。ただし、いぼに接触することで感染拡大につながる恐れがあります。直接患部に触れない、お昼寝用の布団を共有しないなど、子どもとの決まり事を作るとよいでしょう。プールの時間には、ラッシュガードを着て患部を覆ったり、ビート板やタオルを共有しないように徹底することなどが大切です。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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