寝返り

ねがえり

寝返りとは、あお向けの状態からうつ伏せの体勢になることです。赤ちゃんが初めて自分の力で体を移動させる動きとして使われることが多い言葉です。同じ体勢で長時間寝ていると、体には負荷が偏った状態でかかります。寝返りは、体にかかる圧力を調節する役割があります。赤ちゃんの寝返りは、個人差はありますが、一般的に生後5〜6か月頃から始まることが多くなります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保育所に勤務すると、寝返りが打てない幼児を保育する機会があります。寝返りを打つための筋肉や神経が発達すれば、自然と寝返りは始まるものです。体が準備を始める月齢や、寝返りを打つための体の動きを知っておきましょう。

赤ちゃんは、早ければ3か月頃から下半身をひねる動きを始めます。床にクッション性の強いマットや布団を敷き、自由に体を動かせるような場所を増やすことが大切になります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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