年少（年少児）

ねんしょう（ねんしょうじ）

年少児とは、保育園や幼稚園において、4月1日時点で満3歳の子どもを指します。ただし、4月1日生まれの子どもは3月31日の終了時に年を重ねるため、1つ上の年中児になります。年少クラスは、次の誕生日で4歳を迎える子どもが4月1日から翌年3月31日までを過ごします。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく！

年少児は、運動機能や言語能力、心の発達が著しく、「自分でやりたい」という自我が芽生える時期にあります。保育士は、子ども一人ひとりの成長に合わせ、食事やトイレ習慣をサポートする必要があります。

保育園では集団生活にうまく馴染めず、保護者と離れられない、友達の輪に入れないといった悩みを抱える子どももいます。保育士は子どもの言葉に耳を傾け、他の子どもとの関わりなどを注意深く観察し、適切な声かけや支援を行いましょう。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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