にごぶん

二語文は、「ママ、きた」「くるま、ある」といった2つの単語を組み合わせた話し方です。一般的には2歳前後で二語文を話し始め、3歳前後になると三語文を話すようになります。二語文や三語文を話す時期は、「が」「に」「を」などの助詞をつけずに話すという特徴があります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

二語文を話し始める時期には個人差があります。二語文を促す方法としては、子どもが発した単語よりも少し長い言葉を返すのが効果的です。ただし、長すぎる言葉がけは子どもの理解が追いつかないため、会話の中で二語文のお手本を提示することを意識しましょう。

子どもは乗り物やキャラクターなど自分の興味があるものをきっかけに言葉の発達が進む場合も多いため、絵本の読み聞かせなどで子どもが好きなものを探るのもよいでしょう。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行