離乳食後期

りにゅうしょくこうき

離乳食後期は、別名「かみかみ期」とも呼ばれており、歯茎でつぶせる固さの食材を歯や歯茎でつぶすことができる状態になった時期のことです。離乳食後期には、1日3回の離乳食後に母乳またはミルクを与えます。離乳食以外のときは母乳は欲しがるだけ、ミルクは1日2回程度与えましょう。 子どものペースや発達によって異なりますが、離乳食後期の目安は生後9か月から生後11か月頃とされています。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

離乳食後期になると、手づかみ食べがよく見られるようになります。手づかみ食べは、子どもの発育や発達のためにも積極的にさせることが望ましい行動です。直接食べ物に触れることで、食べ物への関心や自分で食べる意欲にもつながるため、無理に止めないようにしましょう。

ただし、遊ぶだけで食べる様子がなかったり投げたりする場合には、すぐに食事を下げるなどメリハリをつけた保育を行うことも大切です。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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