産休明け保育

さんきゅうあけほいく

産休明け保育とは、生後57日目から乳児を保育園などに預けることです。就労している母親は一般的に、出産前の準備や出産後の回復のために仕事を休む「産休」と、子どもを育てるために仕事を休む「育休」を続けて取得します。一方で、産休明け保育を利用するなどして、育休を取得せずに仕事に復帰する母親もいます。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

育休の取得は任意ですが、産休の取得は労働基準法によって定められた義務です。ただし、産後6週間が経過し、本人が請求して医師が支障ないと認めた場合は、就業することが可能です。

産後休業が明けた生後57日目以降の赤ちゃんは、多くの保育園が受け入れを行っています。しかし、保育施設によって受け入れ可能となる月齢は異なるため、条件が合う保育施設をしっかりと調べることが大切です。条件の合う保育施設が見つからない場合は、親戚を頼る、ベビーシッターを雇うなど、他のさまざまな手段を検討するとよいでしょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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