自己肯定感

じここうていかん

自己肯定感とは、自分自身をありのままでよいと肯定できる感覚です。自己肯定感を持てれば、自分の存在を前向きに受け止め、自らを尊重できるような心の状態を保てます。他者との比較では、自分を心から肯定することはできません。誰かの評価を気にすることなく、自分の存在を認められる感覚が自己肯定感と言えます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

自己肯定感は生涯を通して大切にしたい感覚です。幼児期に自分を肯定できる感覚を育むことができると、その後の人生を生きやすくなります。「自分なんて」と考えるより、「これでいいんだ」と前向きに 捉えるほうが、自信を持って人生を歩めます。また、自己肯定感は、よい人間関係を築くための大切な土台です。自分を大切に扱うことができれば、周りに対しても優しい心が生まれます。自分の人生を前向きに歩むための自己肯定感を、幼いうちから育ててあげましょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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