しつけ

しつけ

しつけとは、主に家庭内での初期教育を指す言葉です。しつけの目的は、日常生活における行儀作法や正しい生活習慣を身につけさせることにあります。昔は「しつけ」という言葉の意味は広く、社会の規範を教えつつ一人前に育てることを全般的に指していましたが、現在では主に子どもが生活をしていく上での訓練を施す意味で使われます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

しつけで教えるべき具体的な内容とは、公共の場所で守るべきルールや食事のマナー、危険を招くようなことなどです。

子どもは色々なことに興味を持ちますが、子どもの身の回りには多くの危険が潜んでいます。子どもを守るためにも、危ないと思ったらその場でしっかりと止めることが大切です。

ただし、危ないからという理由で何もかもを制限するのは子どものためになりません。子どもの成長や年齢を見て、遊具や道具などを安全に使えるようになったタイミングで、見守りながら一緒にやってみるとよいでしょう。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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