じょうそうきょういく

情操教育とは、他者を思いやるやさしい気持ちや知的好奇心などを、さまざまな角度からアプローチして育む教育を指します。情操教育は価値観や協調性などの形成に重要な役割を果たすため、家庭でも積極的に取り組みたい教育です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

情操教育は、科学的情操教育・美的情操・道徳的情操教育・情緒的情操教育と、情操の種類によって4つの領域に分けられます。情操教育を始めるのは、イヤイヤ期が落ち着き、ある程度言葉を理解できる3歳頃がよいとされています。ただし、3歳になったら必ず行わなければならないということではなく、個々の成長に合わせてスタートすることが大切です。

情操教育は、「生き物と触れ合う」「体を動かす」など、家庭においても取り入れやすいのが特徴です。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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