知育教育

ちいくきょういく

知育教育とは、思考力や判断力、想像力といった知的能力を、楽しみながら育てる教育のことです。知育教育は何歳からでも始めることができ、年齢や発達段階に応じて行うことで子どものやる気を引き出します。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

知育教育は、年齢に合わせて行うことが大切です。言葉を覚える時期でもある0〜1歳ごろは、おもちゃを使ったり話しかけたりして五感を刺激します。2〜3歳ごろは、積み木や粘土を使った遊びを通して指先の筋肉を鍛え、脳の発達を促します。4〜5歳ごろになると、砂場遊びや折り紙などを通して作る喜びや自由な発想で形作られる楽しさを体験できるでしょう。

知育における目標設定は、得意なことは少し高めに、苦手なことは少し低めにすることが重要です。課題をクリアしていくことで、やる気を失わずチャレンジを続けることができます。また、周りの大人は子どもの作業が遅くても、否定したり他の子どもと比較せず、できたことに対しては積極的に褒めることを心がけましょう。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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