アスペルガー症候群

あすぺるがーしょうこうぐん

アスペルガー症候群とは、社会性・コミュニケーション能力にやや困難のある発達障害です。自閉スペクトラム症に内包され、周囲とうまくコミュニケーションが取れない、こだわりが強い、日常生活のルーティーンがはっきりしているなどの特徴があります。アスペルガー症候群の発症原因ははっきりとしておらず、約100人に1人の割合で発症すると言われています。

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

アスペルガー症候群に偏見を持つ人も少なくないため、診断された子どもへの保育には配慮が必要です。例えば、日常生活のルーティーンを壊されるのが苦手な子どもには、突然の変化を極力減らし、スモールステップで少しずつ対応しましょう。言葉でのやりとりが苦手な面もあるため、絵カードを使いながらコミュニケーションを図るのも効果的です。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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