エンゼルプラン

えんぜるぷらん

エンゼルプランとは、1994年12月に当時の文部・厚生・労働・建設の4大臣合意のもと策定された子育て支援施策です。正式名称を「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について」と言います。保育所の拡充や地域子育て支援センターの設置、育児休業が取りやすい雇用環境の整備といった取り組みが行われました。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

エンゼルプランは少子化の進行を止めることを目的に実施されましたが、施行後も状況はあまり改善しませんでした。そこで見直しが行われ、1999年に策定されたのが新エンゼルプランです。新エンゼルプランは、保育サービスだけでなく雇用や母子保健など幅広い分野に関わるものとなっています。

子育て施策は数年ごとに見直され、2004年には子ども・子育て応援プラン、2010年には子ども・子育てビジョンが施行されています。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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