園内研修

えんないけんしゅう

園内研修とは、保育の質を高めるために、園内で働いている保育士同士で取り組む研修のことです。ディスカッションや公開保育を行ったり、外部講師を招いたりして、さまざまな方法から現状の課題に応じた形式を選択して実施します。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保育ニーズが多様化する中、厳しい指導よりも子ども一人ひとりの存在を認めて寄り添う対応が重要視されています。保育士個々人の能力や園が提供する保育の質を高めるために、園内研修は重要な機会の1つになります。

園内研修の頻度は園によって異なり、月に1回以上実施するところもあれば、年に数回のところもあります。専門的な知識だけではなく、日常保育での悩みに向き合えたり、一緒に働く保育士の考え方を知ったりできるのも園内研修のメリットです。研修効果をより高めるために、園の現状に合わせた課題設定や実施方法を検討しましょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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