粉食

ふんしょく

粉食とは、パンや麺など小麦粉から作られるものばかりを食べることです。粉ものは柔らかいため、粉食を続けると噛む力が弱くなり、噛む力が弱まると顎の発達や歯並び・噛み合わせに悪影響を及ぼします。子どもの発育にとって噛む力を養うことは重要です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

粉食が習慣化されると、必要な栄養素が不足する可能性があります。幼児期に十分な栄養素を摂取できていないと、その後の発育に悪影響を及ぼしかねません。

また、粉食がメインになると食事に変化がなくなり、食のマンネリ化が起きます。食のマンネリ化により食事の楽しさが薄れると、食べ物の好き嫌いが増える要因になります。幼児期は粉食を避け、栄養バランスを意識した食事を心掛けましょう。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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