ぶれすちぇっく

ブレスチェックとは、午睡中に発生しやすい乳幼児突然死症候群(SIDS)や窒息死など、重大な事故を未然に防ぐ目的で、子ども達の体調を確認することです。一般的に、呼吸確認や寝ている体勢の確認などを行います。午睡中に行うため「午睡チェック」と言われる場合もあります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

子ども一人ひとりの全身状態を確認するブレスチェックは、定められた時間ごとに行いましょう。呼吸や寝ている体勢の確認の他に、皮膚状態や体温、あせの量などの確認も必要です。チェックするタイミングは、リスクが最も高いとされる0歳児は5分に1回、1〜2歳児は10分に1回を目安としてください。

睡眠中に赤ちゃんが突然死亡する原因不明の病気である乳幼児突然死症候群(SIDS)は、うつぶせ寝との関連性が指摘されています。赤ちゃんがうつぶせに眠っていることに気づいたら、すぐに仰向けで寝かせるようにしましょう。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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