きょうみ

興味や関心は子どものやる気を引き出し、主体的に学ぶきっかけになります。子どもの興味や関心から生まれる学びは、「もっと知りたい」「もっとうまくなりたい」などの前向きな気持ちを育てます。子どもの興味や関心は、幼稚園や保育園、家庭でたくさん見つけることができるので、子どもが夢中になっていることを見逃さないことが大切です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

子どもの興味や関心は、子どもをよく観察していると見えてきます。子ども自身が好きかどうかはっきり分からなくても、遊びの熱中度や話すときのトーンなどに興味や関心が表れる場合も多いです。また、感動したことによって興味が湧く場合もあります。子ども達にさまざまな体験をさせてあげたり、保育士が楽しんでいる様子を見せてあげたりすると、興味を持つきっかけになるでしょう。

子どもが熱中しているときは、そっとしておくことも大切になります。思考をストップさせてしまわないよう、子どもが助けを求めるまでは見守るようにしましょう。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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