基本的生活

きほんてきせいかつ

子どもにとっての基本的生活とは、「基本的生活習慣」とも呼ばれ、健全に成長するために必要な、子どものうちに身に付けたい生活習慣のことです。一般的には「食事」「睡眠」「排泄」「清潔」「衣服の着脱」の項目から成り立ちます。さらに、「挨拶」や「ルールを守る」など、社会性や基本的なマナーを身に付けることも大切です。基本的生活習慣を身に付けることは、生きる力を育むことにつながります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

基本的生活習慣を身に付けることは、おおむね3歳頃までに完了しておくのが望ましいとされています。ただし、月齢や成長過程によって個人差があるので、年齢による目標はあくまでも目安と考えましょう。

基本的生活習慣は子どもが意欲的に取り組めることが大切です。保育士は必要な援助以外は見守る姿勢も重要です。時には正しい手本を見せたり、子どもの発達に応じた課題を与えたり、子どもが継続してチャレンジできる環境をつくってあげましょう。

用語監修者

新見正則
新見正則医院 院長

1985年慶應義塾大学医学部卒業。
98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。
20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は新見正則医院、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。最新刊は「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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