むーぶめんときょういく・りょうほう

ムーブメント教育・療法とは、アメリカの知的運動学習の理論家であるアリアンヌ・フロスティッグ博士が1970年に公にした著書を体系化したプログラムです。子どもにおける適切なムーブメント活動の必要性を明確にし、教育や療法の基本に位置づけているのが特徴です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

ムーブメント教育・療法はさまざまな遊具や音楽のほか、プール、トランポリンといった遊びたくなる環境を活用しているのが特徴です。子どもの自主性や自発性が尊重できる環境で、からだ(動くこと)やあたま(考えること)、こころ(感じること)の調和が取れた発達を助けます。

フロスティッグ博士は、ムーブメント教育・療法がすべての子どものほか、学習に困難を抱える子どもや協応運動が苦手な子どもなどに対しても効果があるとしています。

日本では1977年に小林 芳文氏によって初めて紹介されて以来、教育や保育だけでなく、療育や福祉、医療などのさまざまな分野で活用されているプログラムです。

用語監修者

坂田聖一郎
株式会社ドラゴン教育革命 代表

愛知教育大学教育学部卒業後、東京NSC9期に入学。
同期だった現在「しずる」村上純とコンビを結成するも解散。
愛知教育大学大学院に入学。大学院生の傍ら、定時制高校で非常勤講師として国語を教える。
卒業後、愛知県豊田市の正規教員として小中学校に勤務。
2020年7月には「株式会社ドラゴン教育革命」代表取締役に就任。
2022年「ままためコーチング塾」をスタート。

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