乳児期

にゅうじき

乳児期とは、出生から1歳未満の時期を表します。乳児期は、発達心理学者であるエリク・ホーンブルガー・エリクソンの心理社会的発達理論において提唱された発達段階です。心理社会的発達理論では乳児期のほかに、1〜3歳を幼児前期、3〜6歳を幼児後期、6〜13歳を学童期に分類しています。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

乳児期の子どもはまだ言葉を話せませんが、保護者や保育士の存在を認識して、安心感を覚える時期です。安心感は他人への基本的信頼感を育み、情緒面の健全な発達を促します。乳児期の保育では、抱っこやスキンシップを含めた遊びを積極的に取り入れましょう。

乳児期は言葉でのコミュニケーションがとれない時期であるため、健康状態や発育に関する保護者との情報共有や、保育中のこまめな健康観察が重要になります。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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