ロコモティブシンドローム

ろこもてぃぶしんどろーむ

ロコモティブシンドロームとは、筋力の低下や関節・脊椎の病気などによって運動器が衰え、日常生活に支障をきたす状態を指します。立つ、歩くなどの基本動作が難しくなり、加齢に伴って骨や筋力が衰える高齢者に多い傾向があります。ロコモティブシンドロームの症状が進行すると、将来的に介護生活をおくる可能性が高くなるため、若い頃から生活習慣に気をつけることが大切です。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

高齢者に多いとされるロコモティブシンドロームの症状が、近年子どもにも現れることを「子どもロコモ」と呼びます。インドアでの遊びや食生活の乱れなどによって、子どもの運動不足・肥満のリスクが高まっています。十分な筋力・骨の成長がないと寝たきりとなる可能性もあるため、園生活の中で積極的に体を動かす遊びや体操を取り入れましょう。

用語監修者

新見正則
新見正則医院 院長

1985年慶應義塾大学医学部卒業。
98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。
20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は新見正則医院、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。最新刊は「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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