複数担任

ふくすうたんにん

複数担任は、保育施設などにおけるクラス担任制の1つで、1クラスに2人以上の担任がつきます。認可保育園では保育士の配置基準をクリアしないと運営できないため、0歳〜2歳児クラスで複数担任制を採用し、基準を満たすことが多い傾向にあります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

複数担任制のメリットは、見守りの目が増えるため安全性が高く、業務負担が軽くなることです。子ども一人ひとりにかけられる時間が増えるため、保育の質の向上も期待できます。

複数担任制では、仕事の分担や進め方がそれぞれの保育士で異なるため、適切に連携を取る必要があります。子ども同士のトラブルや保護者からの要望など、情報を共有する時間を設け、円滑にクラス運営できる習慣をつくりましょう。また、普段から担任同士でコミュニケーションをとり、助け合いの気持ちで業務に取り組む姿勢が重要です。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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