まいんどふるねす

マインドフルネスとは、「今」という瞬間の体験をありのままに受け入れる心の状態のことです。過去に起こったこと、先入観、雑念にとらわれず、今目の前で起きていることに注意を向ける思考を保つことを意味します。 瞑想やヨガなどと組み合わせて、メンタルヘルスケアの一環として取り入れられるケースが多いです。鬱病や不安障害・ストレス障害といった精神病の治療にもつながると注目されています。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保育士は、次の予定や子どもの危険、トイレのタイミング、お迎えまでにやることなど、頭の中でさまざまなことを考えながら子どもを安全に保育しなければなりません。心の状態は、常にマインドフルネスとは真逆だと言えます。

何かを考え続ける状態が続くと、日常の些細なことにも心が過敏に反応し、心身のバランスを崩す急性ストレス反応が起こるおそれがあると考えられています。1日の中でマインドフルネスを意識する時間を意図的に作り、精神の緊張を和らげることが大切です。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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