森のようちえん

もりのようちえん

「森のようちえん」とは、幼児が自然体験活動をすることの総称です。「森」としているものの森林以外の場所も含まれており、基本的には屋外の自然景観を指します。活動する場所は、森林、川、海、山や都市公園などです。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

「ようちえん」とひらがなで表記されている理由は、0歳〜7歳くらいの子どもを預かる託児所や子育てサークルなどの団体が、子どもを屋外に連れ出せるよう幅のあるイメージにするためです。「森のようちえん」はデンマークで始まり、北欧やドイツで広まったことで世界にも知られ、日本でもさまざまな活動が行われています。

「森のようちえん」では、子ども達が自然の中で主体的に活動します。保育士は、子ども達が自然体験や友達との関わりによって自分で考えて行動できるようになることへのサポートが、大切になります。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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