乳児保育

にゅうじほいく

乳児保育とは、0歳児・1歳児・2歳児の子ども達に対して行う保育のことです。児童福祉法では乳児は「満1歳に満たない者」と定義されていますが、保育園では3歳以上の子ども達への保育と区別するため、0〜2歳児のクラスを乳児クラスと呼びます。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

共働き世帯の増加や家族構成の変化などにより、乳児保育の需要は高まっています。乳児期は月齢によって成長に大きな差があるため、個々の発達に応じた保育が求められます。授乳や食事、睡眠、遊びなどを通して生活リズムを整えていくのが、乳児保育です。

乳児保育と幼児保育では、国の設定する保育士の配置基準も異なります。3歳児は子ども20人に対し保育士1人以上、0歳児は子ども3人に対し保育士1人以上が必要です。1〜2歳児になると、子ども6人に対し保育士1人以上の配置が必要となります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行